ダイビングバッグ選びって意外と難しいですよね。特に飛行機を利用する場合、ダイビング用のハードケースを買うべきか迷うのではないでしょうか。今回は快適に器材を持ち運べる&極力安く用意できるおすすめバッグをシーン別にご紹介します!
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軽器材だけの時は防水バッグ
「軽器材」であるマスク・シュノーケル・フィン加え、グローブやダイビングコンピュータなど比較的小さなアイテムのみの場合、防水(ウォータープルーフ)バッグをおすすめします!
フィン以外の小物アイテムを収納したい場合、10リットルで十分でしょう。1,000円台で購入できるものもたくさんありますよ。
フィンも防水バッグに入れたい場合、フィンの長さ+5センチ程度の高さがある防水バッグがちょうどいいサイズ感。たとえばMEWのフルフィットフィンXLは長さが55cmなので、防水バッグは高さ60cm以上のものを選ぶようにします。
ちなみに小さめの防水バッグは1つ持っておくととっても便利!ボートダイビングにタオルや飲み物を持ち込みたいときや、帰りに濡れた水着をしまいたいときなどに重宝しますよ。
フィンケースもアリ!
フィンのために大きい防水バッグを選ぶのはちょっと…という方は、フィンケースはいかがでしょうか。
フィンはもちろん、他の小物を収納するポケットがついている場合がほとんど。頻繁にシュノーケルに行く方にはおすすめです!(逆にシュノーケルの機会が少ないなら、比較的安価&汎用性の高い、防水バッグが◎)
軽&重器材/車・電車での移動はメッシュバッグ+キャリー
- 軽器材や小物アイテムに加え、BCやウェット/ドライスーツまでひとまとめにしたい!
- 移動は車 or 電車がメイン!
そんな方におすすめしたいのがメッシュバッグ。
メッシュバッグは通気性が抜群!濡れたままの器材を収納しても水気を逃してくれます。ダイビング用のハードケースと比べて安い&軽いのも魅力的。
ただ、器材のすべてをメッシュバッグにしまうと約12キロ、ウェイトを含めるとそれ以上になります。特に女性は持ち運びが厳しく感じるかもしれません。
そこで一緒に用意しておきたいのが、キャリーカート。
わざわざダイビング用のハードケースを買わなくても、2,000円程度の出費で12キロ以上あるバッグをずっと持ち上げなくて済むようになります。
キャリーカート選び 5つのポイント
筆者の場合、ドンキで慌てて買った1,980円のキャリーカートを2年間使いました。(月イチ潜る程度。)最初から頑丈で高級なキャリーカートというよりは、まずは安価に試してみても良いように感じます。
その上で、運搬のストレスをできる限り減らしたい方は以下を参考に選んでみてください。
- 小さく折りたためる
- 荷物を留めるゴム紐がある(2本あるとGood、100均等で追加購入可能)
- タイヤが大きめ(大きいとグラつきにくい)
- 底面を拡張できる(安定性UP)
- 丈夫さがウリ(耐荷重50キロ以上など)
軽&重器材/飛行機での移動は普通のハードキャリーバッグ
- 軽器材や小物アイテムに加え、BCやウェット/ドライスーツまでひとまとめにしたい!
- 飛行機に乗る予定がある!
- ダイビング用のハードキャリーケースだと、仕様頻度は少ないのに安くても数万円・・・購入するには躊躇しちゃう!
そこでおすすめしたいのが、普通の旅行用ハードキャリーケース。
80リットル以上のサイズを選べば、BCやフィンはもちろん、ウェットスーツまで収納が可能。
上記のスーツケースの場合、74×49.5×33.5(3辺の合計:157㎝)、5.1kg。器材をすべて詰めても20Kg程度のはず。飛行機に無料で預け入れできるサイズですね!マチアップすると97リットルまで収納できるので、万が一帰りの荷物が増えた時も収納できそうです。
ちなみに、ダイビング用のハードケースの利点は水はけがいいこと。旅行用のハードケースに濡れたまま器材をパッキングしてしまうと、水漏れやハードケースがカビてしまいかねません。そうならないためにも、以下の2つの対策を行うと安心です。
- 器材はできるだけ乾かしてからしまう
- ゴミ袋(90リットル)を用意し、器材を入れておく
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この記事を書いた人
- 723SNSIダイブガイド。2018年中にインストラクター予定。 鹿児島の離島、徳之島で晴れの日はクジラとカメを追い、雨の日はWebコンサルティングを行う。