ダイビングスクールサンズ代表の藤田真悟様に、ダイビングスクールサンズのこだわりや特徴などいろいろなお話を伺いました。
ダイビングスクール サンズ代表、SNSIダイブマスターインストラクター
ーダイビングスクールサンズ(以下、サンズ)のお店の由来やこだわっているポイントを教えて頂けますか?
藤田様:私も「晴れ男」ですし、妻も「晴れ女」なんです。なのでそこから「サンズ」という名前にしました。単純ですよね(笑)
サンズは「ダイビングが上手くなるためには何をしたらいいのか?」を追求しているスクールなので、講習の内容や質にはこだわっています。
中には「ここまでやらなきゃダメなの?」って思われる方もいるとは思いますが、ダイビングスキルの習得には妥協したくないですね。
そのうえで「なんでも真面目に取り組む」「正直に伝える」ということを大事にしています。
お客様はダイビングスクールに対して「強引な器材販売がある」とか、「応対がよくない」とか、「チャラチャラしている」とか、ネガティブなイメージを持っている方もいると思いますが、私たちはお客様に対して不誠実なことはしたくないです。
だからこそ「良いところも悪いところも包み隠さずお伝えする」、そのうえでお客様自身が選んでくださいというスタンスでやっています。
もうちょっとうまく商売したらいいんじゃないの?って思いますが(笑)
ー器材のお話がが少し出ましたが、サンズさんではどのように考えられていますか?
藤田様:正直にいいますと、器材は上手くなるためには「必要」と考えます。ダイビングは海の中という特殊な環境を楽しむスポーツなんで、どうしても道具頼りなんですよね。
ただ、実際に自身のモノを持つか持たないかはお客様の判断です。私たちはその判断ができるような情報をお伝えするといったスタンスです。
それよりもダイビングは潜らないと意味がないので、定期的に潜れる環境を優先して作るようにしています。お恥ずかしいことにライセンス講習中に器材購入の話はほとんどしません。上手くなるための場なので、最大限その時間に費やさないとお客様に失礼かなって思っちゃうんです。
これはダイビング説明会でも同じようなスタンスですね。
いろいろなスクールがあるから他のスクールさんの話も聞いてから、どのスクールを選ぶか決めた方がいいですよってお話をしています。
ーなるほど。正直にというところはそういうところでもあるんですね。ところで少し話は変わりますが、ライセンス取得コースのプール講習と海洋実習は2人までと、かなり少人数でやられているんですね。
藤田様:サンズは「練習重視」でライセンス取得コースを運営しています。
特に最初のライセンス取得コースは、いかにしてストレス状態を軽くおさえて講習するかが大切だと考えていますので、徹底した少人数制でやっています。
ストレスばっかで講習に集中できないと上達するものもしなくなっちゃうので。
あとプール講習が2回あるのですが、これもストレスを軽くするための方法でもあります。
1回目の講習で出来なかったことを2回目の講習で再チャレンジしたり、一度上手にできた事でも何回か繰り返し練習したりしています。
時間があれば、同じダイビングスキルの練習でも、まずは水深が浅い場所でやってみて出来たらもうちょっと深い場所でもやってみる、ということができます。
どんどん自分でやっていかないとダイビングスキルは上手くならないので、そのあたりの事は考えながら講習をしています。
サンズでの実習時間はかなり長め。だからこそしっかりとしたダイビングスキルが身につくと言える。
ーサンズでは海洋実習も2日、日帰りで実施しているとお聞きしました。宿泊ではないというのもストレス低減ということでしょうか?
藤田様:海洋実習を日帰りで行っているのは、その方がお客様が参加しやすいからです。
サンズのお客様はサービス業や自営業の方が多いので、そういうお仕事をされている方は連休を取るのが難しいんですよね…。
なので、プール講習も海洋実習も日程はお客様で自由に選べるようにしています。1回目と2回目の期間があまり空かないようにとはお願いしていますが、基本はお客様の都合でスケジュールを組んでいます。
ーサンズでダイビングをされている方は年代・性別など、どんな方が多いのでしょうか?
藤田様:20代後半~30代後半の方が多いですね。50代の方もいらっしゃいますよ。
皆さんおひとりで参加されますね。これはファンダイビングでもそうなんですが、ひとりの方が気兼ねなく参加できるという感じみたいです。
ーサンズではダイビングだけでなく、講習の様子も動画で公開しています。気になる方はチェックしてみてください。