スキューバダイビングのライセンス取得コースには10歳から参加でき、年齢の上限は特にありません。体験ダイビングも10歳から参加可能です。
ただ、子供や中高年の方がダイビングをする場合、それぞれの年代で知っておいてほしい注意点があります。

10歳以上なら体験ダイビング/ライセンスの取得ができます

体験ダイビングへの参加やダイビングライセンスの取得は10歳から可能です。(体験ダイビングはショップによって最低年齢が異なる場合がありますので事前にご確認ください)

ダイビングを本気で続けたい場合は、ジュニア向けのダイビングライセンスを取得する方法があります。
ジュニア向けライセンスの場合には、ダイビングができる最大水深が浅かったり、必ずインストラクターと一緒にダイビングをしないといけなかったりと制限はありますが、15歳以上になると成人のダイビングライセンスにアップグレードする事ができます。

ジュニア向けライセンスの例(PADIの場合)

  1. 10歳~11歳:ジュニアダイバー
    最大水深12m、保護者またはインストラクターと一緒でなくてはならない
  2. 12歳~14歳:ジュニア・オープンウォーター・ダイバー
    最大水深18m、成人のダイバーと一緒でなくてはならない
※保護者もしくは法的後見人の書面による同意者が必要になる場合があります。

子供がダイビングを始める場合の注意点

海中世界は陸上では味わえない楽しみや魅力があふれている事は間違いありませんが、スキューバダイビングの器材が無いと呼吸すらできない危険な世界でもあります。

いたずらに恐れる必要はありませんが、ダイビング中の予期せぬ事故が起きないよう知っておくべき知識はたくさんあります。
それらの必要な知識を正しく理解し、ダイビング中に起きたトラブルに対して「落ち着いて対処できる」という事が必要になります。
海中世界で楽しく遊ぶためには理解力や思考力、判断力などが求められるのです。これは子供も大人でも同じです。

また大人でも子供でも同じですが、ダイビング器材を装着することやレギュレーターでの呼吸(口呼吸し続ける)、足のつかない場所に行く事などに強いストレスを感じる事もありますので、陸上では大丈夫だと思っても水中に入るとトラブルが発生してしまうかもしれません。

10歳からダイビングライセンスの取得などができると言っても、10歳の子供の成熟度には個人差があり、理解力や思考力がまだ未発達という場合もあるでしょう。保護者の方が「無理そうだな…」と思ったら、もう少し成長してからでも遅くはありません。

シュノーケリングは5歳~6歳以上の場合が多い

体験シュノーケリングやシュノーケリングツアーを実施しているショップの多くが、最低年齢を5歳~6歳にしています。
「自分たちでやる分には何歳からでもいいでしょ」と思われるかもしれませんが、シュノーケリングでも大人、子供関係なく「器材の扱い方や必要なスキル」をインストラクターに教わった方が良いです。
器材の使い方や注意点がきちんと理解できる年齢になってから遊ぶのが良いでしょう。

年齢を重ねてからダイビングを始める場合の注意点

筆者は40歳を過ぎてから、妻は50歳を過ぎてからダイビングライセンスを取得しました。年齢を重ねてからダイビングを楽しみたい!と始める方は珍しくありません。

年齢を重ねてからのダイビングライセンス取得には医師の診断書が求められる事もあります。
健康に生活できているのであればほぼ問題はありませんが、以下のような疾患や病気を持っている人や、過去にこれらの病気を経験した人は、ダイビングを始める前に医師の診断書が必要になります。

  • 呼吸器関連の病気・疾患(喘息や肺炎など)
  • 耳鼻咽頭関連の疾患
  • 高血圧
  • 心臓病
  • 糖尿病
  • てんかん …など

少しでも不安がある方は、ダイビングライセンス取得の無料説明会などで、事前にダイビングショップに確認しておきましょう。

中高年のダイビングライセンス取得でよく聞く不安

体力がもつのか不安

ダイビング中に目一杯の力で泳ぐことはほとんどなく体力を使うという事はありませんが、ダイビング前後では約20kgほどの器材を背負って移動する必要があります。
ビーチダイビングのポイントによっては、器材を背負ったままちょっとした坂を上り下りしたり、ゴロタ石の上を歩く必要があったりと、思いのほか体力を使います。
それでも、日常的にウォーキングやジョギングをする程度の体力づくりでカバーできるはずです。

体力に不安…という方は、日常の健康づくりという意味でも軽い運動から始めて体力づくりをしてみましょう。

ダイビングは若い人が多いイメージがあるからなじめるのか不安

若い人もいますが年配のダイバーもたくさんいます。ショップによってはシニアダイバーの方が多いという場合も。
なによりも共通の趣味を持った人たちが集まっているので、話題の中心はダイビングのこと。話題についていけない、輪に溶け込めないという事はまずないと思います。

一人で参加してなじめるのか不安

年齢に関係なくダイビングは一人で始める人が多いようです。仲の良い友人同士も、元々はダイビングショップで知り合った時からの友人同士という事は珍しくありません。同じ趣味を持った人が集まるので自然と仲が良くなります。
ダイビングショップのスタッフも人当たりが良い人ばかりですし、ダイビング前にリラックスしてもらおうと、特に初めて参加する人には積極的に話しかけてくれます。

もっと知りたい!続けてお読みください

この記事を書いた人

  • 井上 憲作
    SNSIダイブガイドを2018年7月に取得。 海より山が好きと公言していたが、2017年ダイビングと出会い「どハマり」し、すっかり海好きになりました(笑)
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