ダイビングスクールを選ぶ5つのポイント
1.無料説明会で急かしたり強引に話をしないか?
無料説明会は話を聞くだけですので、「持ち帰って検討します」と言って帰っても問題ありません。それでも申し込みを急かしてきたり、強引に入校の話を進めるようなスクールはやめた方が良いです。
2.ライセンス取得に追加費用がかからないか?
ライセンス取得コースの金額が「すべて込み」かどうか必ず確認してください。一見すると安い金額に見えても、後から追加費用が必要だと結局高くついてしまいます。
一般的にライセンス取得に必要な費用な以下の通りです。
- 教材費
- 講習費(学科、プール、海洋)
- 施設利用費
- 器材レンタル費(タンクなども含む)
- ライセンス申請費
- 実習場所までの交通費
- 宿泊費(宿泊で実習の場合)
ダイビングライセンス取得費用についてはダイビングライセンス(Cカード)取得費用の相場は?格安ショップは危険?もご覧ください。
3.講習にしっかり時間をかけてくれるか?
ダイビングはきちんとしたスキルが身についていない場合は危険が伴うスポーツです。最初は誰もが上手くできないのが当たり前ですので、プール実習や海洋実習でしっかりと時間をかけて実習をしてくれるかどうか確認してください。
ライセンス取得までの最短日数はだいたい同じなので、実習の時間数でチェックが必要です。
4.インストラクターの指導経験は十分か?
インストラクターの質はスクールごとにかなりの差が出てくるポイントです。
ライセンス認定実績や指導経験年数、指導団体から表彰されたといった実績を確認してみましょう。
5.スクールが通いやすい場所にあるか?
ダイビングライセンスの取得コースやファンダイビング(遊びに行くダイビング)での集合場所は、スクールかその周辺である事がほとんどです。そのため、自宅や職場から通いやすい場所にある事が大切です。
まずはご自分が通いやすいスクールの無料説明会に行ってみてはどうでしょうか?
ダイビングライセンス取得のよくある疑問
ダイビングにはライセンスが必要なの?
体験ダイビングにはライセンスは不要ですが、本格的にスキューバダイビングを楽しむにはダイビングライセンスが必要です。
ライセンスにはどんな種類があるの?
ダイビングライセンスにはスキルに応じた様々なランクが用意されています。
一般的にこれからダイビングを始めたいという方が取得するライセンスは「オープンウォーターダイバーコース」と呼ばれるクラスです。
ダイビングライセンスを取るまでの流れは?
ダイビングライセンスを取得するまでの流れは大きく分けると「学科講習」「プール講習」「海洋講習」の3つの段階に分かれます。
学科講習
ダイビング器材の使い方や、水中での身体の変化などを学びます。
プール実習
ダイビング専用プールで練習する実習です。
海洋実習
プール実習で練習したことを海で実践する実習です。
ダイビング器材を押し売りされない?
当サイトでご紹介しているダイビングスクールは、押し売りするような悪質なスクールではない事を確認していますのでご安心ください。
泳げなくても大丈夫?
水が怖くなければ大丈夫です。もし不安な方は、最初に泳げない事をインストラクターに伝えておけば、きちんとサポートしてくれます。
ダイビングに年齢制限はないの?
15歳以上であれば大丈夫です。健康であれば年齢に上限はありません。
60代からの趣味としてダイビングを始める方も数多くいらっしゃいます。
ダイビングは冬でもできるの?
ダイビングは一年中楽しめるスポーツです。冬場は身体が水に濡れず保温性もある「ドライスーツ」を着てダイビングすれば、とても快適にダイビングを楽しめます。
仕事が不定休だけど参加できる?
平日でもライセンス取得コースは開催されていますので大丈夫です。どうしても日程が合わないという時も、リクエストすればその日に開催してくれるスクールがほとんどです。
無料説明会の時に相談してみてください。
基礎知識:オープンウォーターダイバー講習とは?
スキューバダイビングのライセンスは「Cカード(Certification Cardの略:認定証のこと)」とも呼ばれます。
Cカードには「オープンウォーターダイバー」や「レスキューダイバー」などのランクがあり、これから本格的にダイビングを始める人が、最初に取得するランクが「オープンウォーターダイバー」です。
また、スキューバダイビングのCカードは「スキューバダイビング指導団体」が認定する「認定証」で、この指導団体にも「SNSI」「PADI」「NAUI」など様々あります。
オープンウォーターダイバーのライセンスを取得すると、二人以上のダイバーでペアを組んで、水深18mまでのダイビングを楽しめるようになります。
15歳以上で健康な人であれば特に年齢に上限はありませんが、一定の年齢以上の場合は医師の診断書(ダイビングをしても問題ないですよという診断書)が必要なスクールもあります。
10歳~14歳の場合、潜れる水深などに制限のある「ジュニアオープンウォーターダイバー」のライセンスになります。